ユーティリティコンピューティングにおける考え方
ユーティリティコンピューティングに業界での大きな注目が集まっています。アナリストや業界紙は、その潜在的な長所を賞賛し、大手のシステムベンダーはユーティリティコンピューティング環境を提供できると言っています。
それでは、市場での派手な宣伝内容と真の意味でのユーティリティコンピューティングによるソリューションとをどうやって区別したらよいのでしょうか?
以下に示すのは、イージェネラのユーティリティコンピューティングに対する考え方です:
1) ユーティリティコンピューティングは堅牢で可用性の高いコンピューティング・パワーを提供しなければなりません。
ユーティリティ・コンピューティング環境は、ビジネスに不可欠なアプリケーションに堅牢で可用性と冗長性の高い計算処理環境を提供できなければなりません。
つまり、“ユーティリティ”とはいつでも利用可能な信頼性の高いサービスを意味します。このような機能を提供できないソリューションでは、ビジネスアプリケーションのためのユーティリティコンピューティング環境を実現することはできません。ユーティリティコンピューティングは、まず信頼性と冗長性の高いインフラの上ではじめて成り立ちます。
2) ユーティリティコンピューティングはデータセンター運用を簡素化しなければなりません。
ユーティリティコンピューティングの導入がさらにデータセンター運用に複雑性を付加してしまうようではそれはユーティリティコンピューティングによる
ソリューションではありません。
すでに複雑になっているデータセンター環境に新たなテクノロジーを積み重ねたり、別のサービスを付加することが、ユーティリティコンピューティングのメリットだと言えるでしょうか?それよりもむしろ、データセンターを 効率化・簡素化することのできる、総合的な洗練された設計のシステムによる抜本的な変革を標榜することがユーティリティコンピューティングだとイージェネラは考えています。
3) ユーティリティコンピューティングはビジネスのレスポンスを迅速にしなければなりません。
真のユーティリティコンピューティングによる解決とは、コンピューティング・リソースをいつでもどこでも要に応じて提供できるようにすることです。
サーバーのコンピューティングリソースは、ビジネス条件やサービスレベルの変更に応じて即座にその使用目的を変更し、提供されなければなりません。アプリケーションと特定のサーバーとが密接に結びついてしまっているいままでの一般的なサーバシステム設計思想には、このような即応性はありません。
4) ユーティリティコンピューティングによりデータセンターのTCO(総所有コスト)を
削減できなければなりません。
ユーティリティ・コンピューティングは、いままでのテクノロジーに新たな資金をつぎ込むものではありません。従来は、使用目的が固定化されていた静的なリソースを動的な仮想リソースに変更してインフラを簡素化、統合し、また管理機能の自動化によって、ユーティリティコンピューティングによるソリューションは資本コストと運営・運用経費を劇的に削減します。
ユーティリティコンピューティングのメリット
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