DRaaSは常時対応可能なの災害復旧(DR)サービスであり、特定のシステム障害が発生してもミッションクリティカルなアプリケーションを継続稼働することを目的とします。企業を取り巻く競争が激化する中、システムが停止すれば、売上機会の損失や競合他社への顧客流出につながってしまうため、企業にシステムを停止させる余裕はありません。

DRaaSを利用することによって、サービスプロバイダーは非常に魅力的なサービスを提供することができます。また社内IT部門は、ビジネスに提供するサービスをレベルアップすると同時に、事業部全体のハードウェアインフラストラクチャを最大限に活用することが可能になります。

課題

災害復旧(DR)サービスを提供する上で、最大の課題はコストです。一般的にDRをデータセンターで実現しようとすると、多くのハードウェアは万が一の場合には必要になるものの、通常稼働時には使用されない状態で待機することになってしまいます。さらには、ハードウェアベンダーが提供する大量の機器を設置し、オンラインに復帰するまでに何週間もかかる事態にも陥りかねません。

DRでは、テストが難しい点も大きな課題です。DR計画全体のテストとなると、高頻度では実施されていないのが実状です。

ソリューション

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Egenera Cloud Suite(ECS) は、PAN Cloud DirectorPAN ManagerPAN Domain Managerで構成されるソフトウェアであり、サービスとしての災害復旧(DRaaS)の実装をサポートすると同時に、コストや複雑性といった問題を解消します。優れた拡張性と信頼性を備えたセルフサービスインフラストラクチャを実現し、DRaaSの開始、監視、管理、保護を自動化します。

 

PAN Managerには環境全体をフェイルオーバーするDR機能が付属します。これにより、1つのデータセンター内に設置されたラック間や地理的に離れたデータセンター間でフェイルオーバーを実行できます。またPAN Managerは、仕様の異なるハードウェアが混在するDRサイトや本番環境のデータセンターもサポートします。

フェイルオーバープロセスはすばやく自動的に開始されるので、待機中のDRサーバーで他のワークロードや重要度の低いアプリケーションを実行できます。これにより、待機中のハードウェアのコストを節約し、データセンターを最大限に有効活用することが可能になります。